インランドキャスティング競技規則(抜粋)
日本キャスティング協会
ロッド :片手投げで、長さが3m以下のもの。
リール :標準的なフライリールで、自製のものも使用できる。
:使用するラインをすべて巻き込めるもの。
ライン :標準的なフライラインで、全長13.5m以上のもの。
:ラインに距離を測る印をつけてはならない。
リーダー :全長1.8m以上。
フライ :公認フライを使用。(フックサイズ10番で、ハックルの直径20ミリのドライフライ)
ターゲット:(別図参照)
競技方法 :(ドライラウンド)・試技は次の順番で、一個のターゲットに対して一投ずつ合計10投行う。
bR−1−4−2−5−3−1−4−2−5
(ウエットランド)・試技は次の順番で、一個のターゲットに対して一投ずつ合計10投行う。
bP−2−3−4−5−1−2−3−4−5
制限時間 :(ドライラウンド)(ウエットランド) 合計5分30秒
得点 :ヒットはすべて5点とし、満点は100点になる。
フライ片手投げ距離競技(第2種目)
ロッド :片手投げで、長さが3m以下のもの。
リール :標準的なフライリールで、自製のものも使用できる。
:使用するラインをすべて巻き込めるもの。
ライン :金属が入っているものを除き、全長15m以上、重量38g以下のもの。(女子は13.5m、34g)
リーダー :全長1.8m以上、3.0m以下のもの。
フライ :公認フライを使用。(フックサイズ10番で、ハックルの直径20ミリのドライフライ)
コート :(別図参照)
競技方法 :競技者は、制限時間が尽きるまで何投してもよい。
制限時間 :5分間とする。
記録 :最長の1投を記録とする。
ロッド :片手投げで、長さ1.37m以上2.50m以下のもの。トップガイドを含み4個以上のガイドがつく。
リール :スピニングリールでオープンフェイスのもの。
ライン :レベルライン(すべての部分で同一直径)に限るが、太さに制限はない。最低でも20m巻いておかなければならない。
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(7.5gの白色プラスチック製)
ターゲット:(別図参照)
競技方法 :試技は、bPからbTまでのステーションで、それぞれ指定された投法で2投ずつ系10投行う。
制限時間 :審判の開始の合図から5分間とする。
得点 :ターゲットの中心から、順に10点、8点、6点、4点、2点とし、満点は100点になる。
ロッド :片手投げで、長さ1.37m以上2.50mのもの。トップガイドを含み4個以上のガイドがつく。
リール :スピニングリールでオープンフェースのもの。
ライン :レベルライン(すべての部分で同一直径)に限るが、太さに制限はない。
最低でも20m巻いておかなければならない。
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(7.5gの白色プラスチック製)
ターゲット:(別図参照)
競技方法 :試技は、bPからbTまでのターゲットに2投ずつ計10投行い、
:これを2回繰り返し合計20投行う。
制限時間 :審判の開始の合図から8分間とする。
得点 :ヒットはすべて5点とし、満点は100点とする。
スピニング片手投げ距離競技(第5種目)
ロッド :片手投げで、長さ1.37m以上2.50m以下のもの。トップガイドを含み4個以上のガイドがつく。
リール :スピニングリールでオープンフェースのもの。
ライン :最小直径0.18mm、全長にわたって同一直径であること。
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(7.5g)の白色プラスチック製)
コート :(別図参照)
競技方法 :1ラウンドに1投ずつ、3ラウンド合計3投の試技を行う。
記録 :最長の1投を記録とする。
フライ両手投げ距離競技(第6種目)
ロッド :両手投げで、長さが5.2m以下のもの。
リール :標準的なフライリールで、自製のものも使用できる。
使用するラインをすべて巻き込めるもの。
ライン :金属が入っているものを除き、全長15m以上、重量120g以下のもの。
リーダー :全長1.8m以上、5.2m以下のもの。
フライ :公認フライを使用する。(フックサイズ10番で、ハックルの直径20ミリのドライフライ)
コート :(別図参照)
競技方法 :競技者は、制限時間が尽きるまで何投してもよい。
記録 :最長の1投を記録とする。
スピニング両手投げ距離競技(第7種目)
ロッド :両手投げならどのようなものでもよい。
リール :オープンフェースのスピニングリールなら、どのようなものでもよい。
ライン :最小直径0.25mmより細いところがないもの。
ショックリーダーの最小直径は0.35mm、長さはキャストできる状態でスプールに1回転以上巻いてあること。
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(18g)の白色プラスチック製)
コート :(別図参照)
競技方法 :1ラウンドに1投ずつ、3ラウンド合計3投の試技を行う。
記録 :最長の1投を記録とする。
ロッド :片手投げならどのようなものでもよい。
リール :標準的なマルチプライングリール。
(注)平行巻(レベルワインド)装置を取り外すことはかまわない。ただし審判員から要求された場合は元通りに
組み立てることが出来る様に部品をもっていなければならない。
ライン :レベルラインに限るが、太さには制限が無い。
最低でも22mは巻いておかなければならない。。
ショックリーダーは使用出来ない。
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(18g)の白色プラスチック製)
コート :(別図参照)
競技方法 :試技は、bPからbTまでのターゲット2投ずつ計10投行い、これを2回繰り返し合計20投行う。
制限時間 :審判の開始の合図から10分間とする。
得点 :ヒットはすべて5点とし、満点は100点になる。
マルチプライヤー両手投げ距離競技(第9種目)
ロッド :両手投げならどのようなものでもよい。
リール :標準的なマルチプライングリール。
(注)平行巻(レベルワインド)装置を取り外すことはかまわない。ただし審判員から
要求された場合は元通りに組み立てることが出来る様に部品をもっていなければならない。
ライン :最小直径0.25mm、全長にわたって同一の直径であること。
ショックリーダーの最小直径は0.35mm、長さはキャストできる状態でスプールに1回転以上巻いてあること。
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(18g)の白色プラスチック製)
コート :(別図参照)
競技方法 :1ラウンドに1投ずつ、3ラウンド合計3投の試技を行う。
記録 :最長の1投を記録とする。
マルチプライヤー片手投げ距離競技(第10種目)
ロッド :片手投げならどのようなものでもよい。
リール :マルチプライングリールなら、どんなものでもよい。
ライン :最小直径0.25mmより細いところがないもの。
どんなショックリーダーを使用してもよい。(モノフィラに限る。)
プラグ :協会の公認プラグを使用する。(18g)の白色プラスチック製)
コート :(別図参照)
競技方法 :1ラウンドに1投ずつ、3ラウンド合計3投の試技を行う。
記録 :最長の1投を記録とする。
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